まだまだ厳しい入国制限が続くコロナ情勢ですが、
新しいシーズンを目前にしたプロ野球でも外国人選手が入国できない事態が起きています。
そのことについて、日経新聞から取材を受け、コメントが掲載されました。
今回の事案も、途中、在留資格認定証明書を取得した外国人は全面入国が可能になった時期があり、その後緊急事態宣言により再度閉じられた経緯もあり、時期に応じた対応が求められました。
日々ビザ取得の現場にいると、過去からの流れや法務省(出入国在留管理庁)と外務省(在外公館)の関係などもわかりますので、今後恐らくこうなるであろうという予測もある程度はつきます。
例えば、興行で新規入国をしたければ、現時点(緊急事態宣言下)でも出入国在留管理庁での在留資格認定証明書交付申請の審査は止まっていませんが、在外公館での査証受付が止まっている状態です。ですので、ひとまずは国内(出入国在留管理庁)の審査だけ進めておき、在留資格認定証明書を取得したうえで査証申請の受付が始まるのを待つのが最善の手です。
新聞報道の情報が全て最速で正確ではないことも注意が必要です。今どうなっているのかを知りたければ以下のようなページを見ることをお勧めします。
①外務省のホームページ(国際的な人の往来再開による新規入国のための査証(ビザ)の申請)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page22_003381.html
②法務省のホームページ(新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否等について)
http://www.moj.go.jp/isa/hisho06_00099.html
しかし、読んでお分かりの通り、大変わかりにくいです。予備知識がないと全く分からないのが当たり前の状態です。もし出来るだけ早く外国人を呼びたいとお考えの企業様がいらっしゃったら、まずは行政書士等に相談することをお勧めします。